妻の医療保険 三井住友海上きらめき生命保険・新医療保険

夫と私は同じ三井住友海上きらめき生命の新医療保険に加入したわけですが、 私の医療保険は夫とは少し違っている箇所があります。

保険の名前は新医療保険(終身・低解約返戻金特則付・180日型)で夫の医療保険名と一緒です。

特約で、新女性疾病入院給付特約と先進医療特約※1をプラスしました。

夫は新三大疾病入院給付特約をプラスしましたが、私は新女性疾病入院給付特約という 女性特有の疾病に対応したものに変更しました。

そして夫には保険料払込免除特約という保険会社が指定している払込免除事由(例えばガンや急性心筋梗塞や脳卒中)に なったときに以後の保険料は払わなくてもいいという特約をつけたのですが、 私は保険料払込免除特約はつけませんでした。

▼保障内容について
入院したとき 下記以外の疾病のとき
ガンのとき
三大疾病(ガン以外)のとき
成人病(三大疾病以外)のとき
女性特有の疾病のとき
災害のとき
日額  5,000円
日額 10,000円
日額  5,000円
日額  5,000円
日額 10,000円
日額  5,000円
所定の手術をうけたとき 下記以外の疾病・災害のとき
ガンのとき
成人病(ガン以外)のとき
女性特有の疾病のとき
20・10・5万円
20・10・5万円
20・10・5万円
20・10・5万円
所定の先進医療による療養を受けたとき(先進医療特約※1 技術料・交通費

保障内容の解説

途中までは夫の医療保険とまったく同じ内容になっています。

●入院日額 5千円

しかも、日帰り入院を含む5日以内の入院の場合は、一律5日分が支払われます。

(例1)5日間の入院をしたとき。日額5千円×5日分=2万5千円もらえます。
(例2)2日間の入院をしたとき。日額5千円×5日分=2万5千円もらえます。
(例3)7日間の入院をしたとき。日額5千円×7日分=3万5千円もらえます。

日帰りの入院だったのに5日間分・2万5千円ももらえるなんてすごいですよね。

さらに新女性疾病入院給付特約をつけたことにより、妊娠や出産にまつわる症状、 子宮筋腫、乳ガン・子宮ガン・胃ガンなど、「女性特有の病気」や「ガン」 で入院した場合にさらに入院給付金が5千円増えて、合計入院日額1万円になります。

三大疾病とは悪性新生物(ガン)・心疾患・脳血管疾患のことです。

その他の疾病や三大疾病(ガン以外)、成人病(三大疾病以外)、災害で入院したときは日額5千円です。


●手術給付金

手術の種類により入院給付金日額の40倍・20倍・10倍の手術給付金が支払われます。

つまり、入院給付金日額5千円×40倍=20万円・入院給付金日額5千円×20倍=10万円・入院給付金日額5千円×10倍=5万円となります。

20万円になるか、10万円になるか、5万円になるかは手術の種類により違ってくるわけです。


※1先進医療特約について

先進医療特約については説明を聞くまで、こんな特約があることさえ知らなかった存在です。

この先進医療特約を知ることができただけでも、ファイナンシャルプランナーに相談して良かったと思えました。

先進医療特約とは大きな病院でしか受けれなかった最先端のガン治療などを受けるときにかかる 技術料と病院までの交通費を全額負担してくれる特約なのです!

日本でも数箇所の病院でしか受けれない治療らしく、技術料に数百万かかったりするらしいです。

そういう大きな病院は大都市にあることが多いので、私のように地方に住んでいる人間にとって交通費も全額出してくれると いう特約はすごく画期的なことだと思います。

この先進医療特約は三井住友海上きらめき生命だけでなく他の生命保険屋さんでもあるそうですが、 交通費まで出してくれるというのはなかなかないみたいです。


●180日型について

この180日型というのは、一つの病気の入院で何日まで保険対応してくれるかという日数を表しています。

例えば、ある病気にかかり30日の入院をしたとします。

今回の入院は30日だったので保険対応期間に充分間に合ったということで保険屋さんから保険金額を払ってもらえます。

退院して数日たったある日、体調が悪くなり病院に行ってみたところ、なんと前に入院したときの病気が再発していたということで、 再度入院することになりました。その入院日数は60日でした。

「最初の入院で30日+次の入院で60日=合計入院日数120日」という計算になります。

保険対応期間は180日となっているので、今回の病気での120日の入院に関して全額保険金額が支払われることになります。

三井住友海上きらめき生命の新医療保険に関しては、長い180日という日数になっているのでとても安心感があります。

再発しやすい病気にかかったときに、60日型の保険や90日型の保険ですとやっぱり不安ですよね。


次に契約内容と保険料について説明します。


▼契約内容
保険種類 保険期間 払込期間 保険金額・給付金額 保険料
新医療保険
(低解約返戻特則付・180日型)
終身 60歳満了 日額 5,000円 3,390円
先進医療特約
(低解約返戻特則付)
80歳満了 60歳満了 技術料・交通費 113円
新女性疾病入院給付特約
(低解約返戻特則付)
終身 60歳満了 日額 5,000円 835円
合計
4,338円

契約内容の解説

●新医療保険については、保険期間は終身(死亡するまで)となっていて、払込期間は60歳満了となっています。

60歳をすぎたら保険料を支払わなくても保険が適用されるということです。

●先進医療特約については、保険期間は80歳満了となっています。

これは、最先端の医療技術を80歳過ぎたら無料で受けれないという意味になります。

他の保険会社さんの先進医療特約で、保険期間が終身(死亡するまで)というのもあるらしいのですが、 先に書いたとおりウチの場合は交通費がでる保険会社が良かったということと、 80歳過ぎてガンになったら「もう充分生きてるし諦めるよね(笑)」という会話になったので、 80歳までで全然オッケーとなりました(^^ゞ

そして注目すべきなのは、この先進医療特約の保険料です。なんと113円しかかからないのです。

●新女性疾病入院給付特約については、保険期間は終身(死亡するまで)となっていて、払込期間は60歳満了となっています。

60歳をすぎたら保険料を支払わなくても保険が適用されるということです。


低解約返戻金特則と死亡保険金(死亡給付金)について

三井住友海上きらめき生命の新医療保険は掛け捨てタイプの保険ではありません。

しかし、解約返戻金(かいやくへんれいきん)の金額を抑えた低解約返戻金特則付とすることで保険料が安くなっている生命保険なので、 掛け捨てタイプではなくても戻ってくるお金は少なくなっています。

一番多く戻ってくるときでそれまで払ってきた保険料の26%となっています。

また、解約返礼金と死亡したときの死亡保険金(死亡給付金)は同じ金額となっています。


▼経過年数と年齢で見る死亡保険金(死亡給付金)と返礼率
経過年数 年齢 死亡保険金 払込保険料累計 解約返礼金 返礼率
1年目 27歳 2,300円 52,056円 2,300円 4.4%
2年目 28歳 9,950円 104,112円 9,950円 9.5%
3年目 29歳 25,100円 156,168円 25,100円 16.0%
4年目 30歳 37,250円 208,224円 37,250円 17.8%
5年目 31歳 49,500円 260,280円 49,500円 19.0%
中略
30年目 56歳 405,550円 1,561,680円 405,550円 25.9%
31年目 57歳 421,450円 1,613,736円 421,450円 26.1%
32年目 58歳 437,450円 1,665,792円 437,450円 26.2%
33年目 59歳 453,450円 1,717,848円 453,450円 26.3%
34年目 60歳 469,550円 1,769,904円 469,550円 26.5%
35年目 61歳 469,100円 1,769,904円 469,100円 26.5%
36年目 62歳 468,300円 1,769,904円 468,300円 26.4%
37年目 63歳 466,950円 1,769,904円 466,950円 26.3%
中略
47年目 73歳 421,400円 1,769,904円 421,400円 23.8%
48年目 74歳 413,950円 1,769,904円 413,950円 23.3%
49年目 75歳 406,300円 1,769,904円 406,300円 22.9%
50年目 76歳 398,600円 1,769,904円 398,600円 22.5%
51年目 77歳 390,900円 1,769,904円 390,900円 22.0%
中略
69年目 95歳 186,150円 1,769,904円 186,150円 10.5%
70年目 96歳 176,500円 1,769,904円 176,500円 9.9%
71年目 97歳 167,400円 1,769,904円 167,400円 9.4%
72年目 98歳 158,850円 1,769,904円 158,850円 8.9%
73年目 99歳 150,750円 1,769,904円 150,750円 8.5%

まず、保険加入1年目27歳は加入したばかりですし、払込保険料累計の4.4%が死亡したとき(解約したとき)に戻ってきます。

保険加入2年目、3年目と経つにつれて徐々に返礼率も増えてきます。

この保険の払込期間は60歳で満了する契約になっているので、34年目60歳以降の払込保険料累計は変わることがありません。

そして35年目61歳のときが返礼率のピークとなり、以降は歳を重ねるごとに返礼率が下降していきます。

73年目99歳のときには返礼率が8.5%となり、だいぶ少なくなってしまいます。

返礼率がピークのときでも死亡保険金は約50万円しかおりてきません。

しかし、毎月の保険料を安く済ませたかった私たち夫婦にとっては、 掛け捨てタイプでなかっただけでも万々歳なのです(^^)


このページでは妻の医療保険である三井住友海上きらめき生命の新医療保険について紹介しました。

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